2014年1月30日木曜日

冬の野外生活





ここ伊豆は、
冬でもトマトが「越冬」すると言われるくらい
日本、本州でもあたたかい地方に入る場所ですが
野外生活はやっぱり寒いです。


でも
「野外生活をやってます」
という以上、やっぱり冬を体験しないと
やったとは言えないでしょう!

こりゃ、やるっきゃない!



(冬は芝生は枯れるのです)



今年の伊豆は特に寒いようです。
ここ20年、こんな寒かった冬はなかった
と言います。

極寒の日で、
夜中にマイナス6度ありましたっ 汗)

冬はさすがにキャラバンで寝ています。
テントは即死亡です(´д`)


星空が綺麗に見える夜は
放射冷却で朝には地面が凍っていて、
歩くと
バリッバリッ
と霜が割れる音がします。


とりあえず起きてすぐ
焚き火です。

焚き火とともに一日が始まります。

















トイレに行く時
お尻を洗う水も
お湯になりました。


ありがたいのは
朝、寒くても
だんだんお日様が昇ってきて
日中は春のようにあったかくなります。













キャラバンの寝床は
サンルームになり、ぽっかぽか。
つかの間の、しあわせ♡













でも、
風があって曇りの日は
焚き火も出来ないし、
寒くてキャラバンから外に出られません
ムリですっ

寒くてもう嫌っ > <!
ってなることもしょっちゅうあります。



な・の・で・す・が、


その寒ささえも吹っ飛ぶくらいのものがあるんですっ


夜空です
夕焼けです
海の色です




春より、夏より、秋より、
どの季節より

空の色が、
夕暮れ時が、
星空が...

とにかく
美しいんです。




冬は湿気がなく、空気が澄んでいるせいだと聞きます。


一日の仕事が終わって、
夕方、焚き火で料理をしながら
ふと見上げる空は

全身の力が一瞬でふっと抜け落ちて
ただただ脱力して
その美しさに涙まで出そうになります。


自分が地球に生きているいう歓びを
素直に
心から感じられる
そんな一瞬です。


星空も半端じゃありません。
新月の夜は、
月がなくても
星だけで明るさがすごい。


冬の庭風呂では
流れ星を見ながらの入浴タイム。



寝床から星空を眺めながらの就寝。
そんな眠りを続けていると、睡眠の質も
朝の寝起きも最高




寒い外気温にさらされながらも
こうやって生きていると
地球のリズム、
宇宙のリズムに寄り添って
生きてる実感があります。





冬の野外生活は、
寒くてほんとキツい日が多いけど、
この美しさがあるからこそ出来るんだと
そう思います。

ここでの生活、一生忘れないだろうなー


来年はやるか分からないけど、
この寒さをしのぐ生活の方法を考えついたので
それをいつか実践したいと思っています。

まだ聞いたことないやり方だけど、
やると絶対楽しいはずっヽ(´ー`)ノ












あきこ